教師用指導書
たいていの教科書には生徒さん用の教科書の他に教師用指導書があります。これがお高いんです。一般の人には手に入らないし…。
これ、研究授業などで授業計画を書かなくちゃいけないときや板書計画を考えるのが下手な場合には参考になるような気がしますが、他ではどうなんでしょう。指導書は何冊かに分かれている場合もありますし、付属に定期テストの例が入ったDVDがあったりします。
英語科の場合はそのほかにピクチャーカード、フラッシュカード、指導用音源(この時代にまだCDを使うのにショックを受けました)などが教具として教育委員会や学校に販売されているようです。映像のDVDがあったりしますがお高くて、お高くて。涙がこぼれそうになりました(自分が買うわけでもないのにね)。
小学校・中学校の場合には問題の答えがすぐ近くに印刷されているものがあったりしますが、数学に関していえば解答は生徒さん用の教科書の巻末にも乗っているのであまりお得感がありません。発問例が書いてあるわけでもないですし。生徒さんが躓きやすいポイントが書いてあるのは学生時代から何十年も経ったおじさんには優しいのかな。「こういう風に書いてありますが、こういう意味ですよ」的な。だったらはじめからその意図するように書けばいいのに…。英語に関しては指導用の音声にしか収録されていない箇所が活字になっていますが、いちいち音声を聞かなくてもいいのは楽です。本文の訳が書いてあるわけでもないし。
今ちょっと心配しているのが教育実習で生徒さん用教科書でなく教師用指導書、それも1セット準備するように言われることです。私の母校のある地方自治体では英語科も数学科も啓林館さんの教科書を採用しています。
せめて分売されているものだけでも…。1冊6500円!私の半月の食費よりもお高い(涙)。やだ、3か月分の食費が…(号泣)。
私は今のところ採用試験を受ける予定はなく、地元で講師(非常勤・常勤)か遠いところで常勤の仕事につきたいと考えていますが、遠いところで採用されているのが英語科が東京書籍さん、数学科はすでにご紹介した啓林館さんです。啓林館さんのだけでも買おうかな?あ、でもAppleのタブレットも…。もう!お金かかるなあ…。
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