日本版CLEP(教職対応)ができてほしい…。

 教員免許を取得するには所定の単位を修了することが必要ですが、現在の時点では通学制・通信制の大学や短期大学・専門学校などで取得されます。それぞれの学校に単位認定試験があり、それに合格すると単位が取得されます。これまでこの方法で多くの方が単位を修得され教員免許を手にされてきました。

ここから先は2021年12月時点でまだ実現されていない内容です。私の希望です。この内容の詐欺に引っかからないでくださいね。

  • 教員免許に段階をつける(教育実習 未履修か履修済みか)
教員免許で一番大変なのが教育実習だと思います。現在他の仕事にお勤めの方には大変つらい制約です。2週間から4週間休んでもいいようなお仕事じゃないとダメなのは辛い(というかそもそもあるのかな、そんなお仕事?)ような気がします。なので教員免許に予め教育実習を未履修の場合でも制約付きの教員免許(オートマチック車限定のような…)というものがあってもいいのではないでしょうか。その後現場で実地研修という形で2週間から4週間以上の勤務をもって正規の教員免許に格上げというものがあってもいいと思うんです。…あ、そうか、教職実線!この方法だと教職実線が履修できないのか…。そのときは担当する学年主任の先生に教育委員会に評価を報告してもらうとか…。どうでしょう?
  • 日本版CLEP(教職対応)
私が唯一知っているのは米国の例なのですが、CLEPという大学の単位認定の試験を実施している機関があります。科目を履修するより試験に合格して単位を認定してもらう方が時間やお金の節約になる場合があるのです(2021年12月時点で1科目につき$89で取得できるようです)。

第3者機関が日本の教員免許取得に必要な科目のテストを実施し教員免許取得を希望する方が受験をして、そのテストの結果を各都道府県の教育委員会が認定するような制度ができれば。それも通信制大学で受験するよりも安いお値段で。その上、いつ取得したものも教員免許の単位として利用できるような。この機関は莫大なデータベースが必要になりますね。それを教育委員会と永年共有できるようにすれば時間の上でも学費の上でも便利ではないでしょうか。

  • 教育委員会直属の教員免許取得のための機関を作る?(特に教育実習において)
教育委員会が普段どんなお仕事をするのかはよく知りませんが、教育実習を受けたい方の母校には教育実習生を受け入れる余裕?があるかどうかは連絡するまでわからないわけで。教育委員会の方でその辺を把握しておいて教育実習生(年齢制限なしで)を派遣?するような制度をはどうでしょう?

4週間連続勤務(もちろん祝日や週末はあるのでしょうけれども)と日を置きつつ4週間分の勤務(20日分?)というのは意味が違ってくるのはわかりますけれども、変な話、1年の有効期限のうち20日分の「スタンプ」をためれば教育実習修了というシステムになってくれればいいんですけどね…。

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